フリーダイヤルをスマホ携帯から発信する方法は?お得に利用するコツ
2020.11.11更新
通話料の負担先が変わる「フリーダイヤル」は、多くの事業者が利用している今や定番のサービスです。
非常に便利なシステムである一方で、スマートフォンから利用する場合には使いづらいと感じてしまうこともあるかもしれません。
今回は、フリーダイヤルとスマートフォンの関係について、スムーズに利用するポイントとともに解説していきます。
フリーダイヤルの発着信にまつわるポイント
フリーダイヤルとは、「0120」や「0800」が頭についた電話番号のことです。
通話料は通常発信側が負担するものですがフリーダイヤルへの発信にかかる料金は、負担する必要がありません。
そのため、さまざまな企業が「気軽にお問い合わせください」と受付窓口にフリーダイヤル番号を設定しているのです。
特に0120からはじまる番号は多くの事業者が設定しているため空きが足りなくなっており、利用にあたって不当な金額を要求する転売業者も現れています。
そうした状況を打破するために生まれたのが「0800」はじまりのフリーダイヤルです。
こちらは「0120」番号に比べ余裕があるため、比較的費用がリーズナブルなことが特徴です。 多くの企業で使われているフリーダイヤルですが、利用時には覚えておきたいポイントがいくつかあります。
まず、基本的にフリーダイヤルを受けることができる通信端末は「1台」とされています。 そのため着信はできるものの対応が追いつかず、お客様をお待たせしてしまうことにもつながりやすいという点は気をつけなければいけません。
また、フリーダイヤルを利用するためにはスマートフォンとの相性についても理解しておく必要があります。
ビジネス電話でフリーダイヤルを使うには固定電話が必要?
フリーダイヤルは、基本的には固定電話の使用を前提としており、固定電話と紐付けられて登録されます。
そのため、フリーダイヤルにかかってきた電話をスマホに転送することはできても、基本的にはスマートフォンからフリーダイヤル番号で発信することはできません。
つまり社外での業務が多い社員の場合せっかくフリーダイヤルを保有していても、出先でかけることができないということです。
外回りの対応が主な企業では、不便に感じられてしまうかもしれません。 一方で、だからと言って「フリーダイヤルはスマートフォンからの発着信が一切できない」というわけではありません。
システム次第では、スマホとフリーダイヤルを紐付けられることを覚えておきましょう。
フリーダイヤルをスマホで発着信する方法
フリーダイヤルをスマホで発着信したい場合には、「クラウドPBX」を利用しましょう。
クラウドPBXとは、オフィスの通信機能の主装置である「PBX」をクラウド上で管理できるようになるサービスのことです。
クラウドPBXを利用すれば、オフィス内にPBXを設置せずとも電話、留守電、転送といった通信機能をトータルで活用できるようになります。
また、従来のサービスではフリーダイヤルを利用する際1台しか発着信できませんでしたが、クラウドPBXであれば複数のスマホから同時にフリーダイヤルの発着信ができるようになります。
これにより「フリーダイヤルを使うためだけに固定電話を複数台導入する」、「対応のためにお客様をお待たせする」、「外回り中の社員はフリーダイヤルの発着信ができない」といった困りごとを避けられるようになります。
クラウドPBXを使うメリット
クラウドPBXのメリットは、スマホでのフリーダイヤルが利用できるというだけではありません。
従来のPBXと違い、オフィスのPBX導入工事が必要なくなることから、大幅なコストダウンができることも大きな魅力です。
通信費用はインターネット料金に含まれることから通信にかかる費用も削減でき、導入費用も通信費用も削減できます。
特に、複数の電話がフリーダイヤルにかかってきた場合には転送も増え、その分一般の通信装置なら転送料金がかさんでしまうでしょう。 そんなときはクラウドPBXへ移行することで、月々かかるランニングコストの節約も叶えましょう。
クラウドPBXなら「Circle(サークル)」を
クラウドPBXの「Circle(サークル)」は、スマホでビジネス電話を可能にするサービスです。
固定電話を必要とせず、手持ちのスマホや社内用スマホをビジネスフォンとして使用できるため、作業効率化へ貢献します。
新しい設備を導入せずにスマホの内線化を叶え、外回りの多い社員やテレワーク中の社員ともスムーズなコミュニケーションを実現してくれるでしょう。
費用を抑えながらフリーダイヤルをはじめとした各種通話サービスに対応し、新しい業務体制を整えるために貢献いたします。
まとめ
フリーダイヤルは非常に便利なサービスでありながら、本来スマホのみでしか発着信ができない、また費用がかさみやすいといったデメリットもありました。
しかし、クラウド上でPBXを管理することによって経費消減をしながらフリーダイヤル番号も使えるという「いいとこどり」が実現します。
クラウドPBXの「Circle(サークル)」は、あなたのお悩みをトータルで解決へ導きますのでまずはお気軽にお問い合わせください。