フリーダイヤルは希望の番号を取得できる?空き番号を知りたいときにすべきこと
2021.08.24更新
多くの企業で用いられているフリーダイヤルは、問い合わせのハードルを下げる上で非常に効果的です。 そしてせっかくなら、覚えやすくかけやすいフリーダイヤルを取得したいものですよね。
今回はフリーダイヤルの空き番号を調べるためにはどうすればいいか、また希望する番号がすでに使われていた場合にはどうすればいいか、対処法をご紹介します。
フリーダイヤル導入の際に電話番号の指定は可能?
フリーダイヤルと言えば「0120」などの番号からはじまる、通話料のかからない電話サービスのことです。
お問い合わせ窓口としてフリーダイヤルを設定している企業は多く、利用経験のある人も多いのではないでしょうか。 便利なサービスであるフリーダイヤルは、フリーダイヤルサービスを提供している企業へ問い合わせ、手続きをすれば案外気軽に取得できます。 しかしもちろん、ほかの企業がすでに使っている番号はフリーダイヤルとして指定できません。
「覚えやすくて語呂のいい番号を取得したい」と考える人は多いと思いますが、だからこそ人気の番号はすでに使われており、取得できない可能性が高いことを理解しておきましょう。 フリーダイヤルを提供している企業によって対応は異なりますが、中には現在空いている電話番号を教えてくれる企業もあります。
その場合は、候補となる空き番号の中から気に入った番号を自分で選ぶことができます。 しかしすべてのケースで適用されるサービスではありませんので、あくまで「できる可能性がある」程度に考えておいてください。
フリーダイヤルの空き番号を調べることはできる?
番号の指定ができないとしても、フリーダイヤルの提供企業に問い合わせれば空き番号が必ず分かるのか……と言えば、そういうわけではありません。
基本的に、空き番号を個人が確実に把握することはできないと考えておきましょう。 というのも、フリーダイヤルの提供会社であっても「今現在これらの番号が空いていて、この番号なら確実に取得できる」とは言い切れないためです。
電話番号の取得は、いつでもリアルタイムに行われている可能性があります。 さらにフリーダイヤルと言うと「0120」からはじまる番号とイメージする人も多いと思いますが、近年ではフリーダイヤルの普及により「0800」からはじまる番号も増えています。
さらに「0800」からはじまる番号の特徴として、以降が「000-0000」という7桁の番号になるという特徴があり、さらに数字の組み合わせが増えるのです。 電話番号は何万通りもあり、その上実際に取得される数もどんどん増えているため、いくらフリーダイヤルの提供会社でもすべてを確実に把握することはできません。
どうしても希望の番号がありフリーダイヤルが空いているか調べたいのであれば、希望の番号を自分で検索してみましょう。
「0120~……」もしくは「0800~……」と希望の番号を検索してみたとき、すでに使われている番号なら企業の名前などの情報が出てきます。 ただし「実際に使われているのに検索しても情報が出てこない」というケースもありますので注意してください。
欲しいフリーダイヤルの電話番号があるときは?
どうしても欲しいフリーダイヤルの番号があるときには「0120」よりも「0800」を狙いましょう。 前述の通り「0800」からはじまるフリーダイヤルは「0120」の普及によって生まれた番号です。
「0120」に比べるとまだまだ余裕があるため、仮に「0120」ですでに使われている番号でも「0800」のほうなら空きがある可能性があります。
どちらも同じフリーダイヤルであり、番号が変わるとサービスが変わるということもありません。 「0120」で取得できなかったからといって諦めずに、改めて調べてみるとよいでしょう。
フリーダイヤルを使いたいならクラウドPBXを利用しよう
フリーダイヤルの発着信がスムーズになるサービスとして、クラウドPBXを利用するという手もあります。
クラウドPBXとは、通常オフィスに設置する主装置である「PBX」をクラウド上で管理するサービスのことです。
固定電話を用意する必要がなく、携帯電話、スマホ、パソコンなどからインターネットを通じて通話できるようになるクラウドPBXですが、実はフリーダイヤルの発着信もできます。
さらに、一般的なフリーダイヤルは固定電話しか利用できないケースがありますが、クラウドPBXならスマホでもフリーダイヤルが使えるようになります。 実用性が高く、またコストも低いため、この機会にクラウドPBXの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
フリーダイヤルは多くの企業が取得しており、新たに利用をはじめようとしてもなかなか思うように取得できない可能性もあります。
そんなとき、クラウドPBXを介してフリーダイヤルを導入することで、手軽に、リーズナブルに、そして便利にフリーダイヤルを使えるようになるでしょう。
クラウドPBXの「Circle」は、企業の「こんなサービスないかな?」というお悩みを、スムーズに解決へ導きます。