法人向け格安SIMのメリット&デメリット!通話料を削減したいなら…
2021.10.12更新
格安SIMとは?
格安SIMとは、一般的なスマホよりもリーズナブルな金額で利用できるスマホのことです。 そもそもSIMとは、スマホや携帯電話の中に挿入されているICチップを指します。 このSIMはすべてのスマホに必ず用いられ、これがなければスマホは使用できません。 電話番号、所有者、そのほかスマホを利用する上で必要不可欠な情報を備えているのです。 そして格安SIMは、大手キャリアを通さずに展開されるためリーズナブルな費用を実現してくれます。 さらに、プライベート用ではなくビジネス用の格安SIMも展開されています。 「社員にビジネス用スマホを持ってもらいたいけれど、コストが気になる」というとき、格安SIMが重宝するでしょう。
格安SIMの法人契約とは?
格安SIMの法人プランとは、企業で利用することを前提に展開される契約方法のことです。 法人向けのプランは、個人向けのプランに比べて料金が抑えられているケースがあります。 そのため、せっかく企業で契約するのならば使わなければ損と言えるのです。 具体的な料金はケースによってさまざまですが、複数回線の契約によって割引が適用されるなどお得なプランが用意されている場合もありますので、よく調べた上で適切なプランを選ぶとよいでしょう。 また、法人契約の特徴として支払い方法の選択肢が増える可能性があることも挙げられます。 個人契約ではクレジットカードによる支払いが主ですが、法人契約では請求書払いや口座振替ができるケースもあります。
格安SIMのメリット
格安SIMのメリットはなんといっても、月額料金が抑えられコストカットにつながりやすいことでしょう。 同じような使い方をするスマホであっても、格安SIMなら大手キャリアの半額程度に抑えられる可能性があります。 ビジネス用スマホは、多くの場合電話端末として使う場合がほとんどで、機能面に優れていなくてもよいのではないでしょうか。 料金プランについても明確で、ランニングコストがよくわかるという点もメリットです。 格安SIMのプランは「電話だけを使いたい」などといったシンプルなプランも用意されていますので、都合に合わせて選べます。
格安SIMデメリット
一方でデメリットとしては、複雑な機能を使えなくなってしまう点が挙げられます。 電話機能だけであればよいのですが、プライベート用スマホと同じようにさまざまなアプリを使ったり、サービスを活用したりするときには使いにくさを感じる可能性があります。 大手キャリアのスマホに比べればサービス内容も限られ、大手キャリアならではの使いやすさと比較するとどうしても物足りなく感じられるかもしれません。 また、メリットである「月額料金が安い」という手との対比になってしまいますが、その一方で「通話料金が高くなる可能性がある」という点には注意しましょう。 通話の機会が多く、料金が心配であれば格安SIMではなくクラウドPBXを利用するという方法を検討するとよいでしょう。
クラウドPBXによってもっと安くなることも
クラウドPBXとは、オフィスにおける通話システムのかなめである「PBX」をクラウド上に構築し、管理しているサービスのことです。 これまで、オフィスで電話機能を使おうと考えたならば「工事業者に頼んでオフィス内にPBXを設置してもらう」という工程が必要でした。 しかしクラウドPBXなら、工事不要で、インターネットに接続できる環境ならどこでもオフィス電話を使えるようになります。 オフィス内はもちろんのこと、外出先、同じ企業のほかの支店、テレワーク中の自宅などどこでも企業番号にかかってきた電話をとることができます。 そしてなにより、通話料金を抑えやすいのがクラウドPBXのメリットです。 クラウドPBXによって設定したやりとりは、すべて内線として扱われます。 従来の内線は「同じオフィスにいる人同士の通話」に限られますが、クラウドPBXなら外出先や他部署の社員とも内線としてやりとりできます。 内線なら通話料がかかりませんから、コストがかさみやすい通話料を削減できるでしょう。
まとめ
格安SIMはその名の通り、大手キャリアを通じ契約したスマホよりも格安で使えるという魅力があります。 しかし使い方によっては通話料が気になってしまう可能性もあるため、クラウドPBXもあわせて、通話サービスの使い方を見直してみるとよいでしょう。 クラウドPBXの「Circle」なら、企業が抱える悩みを解決へ導きます。