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PBX

ビジネスフォンの主装置とは?耐用年数と長く便利に使い続ける方法

2021.12.08更新

会社に導入するビジネスフォンは、一般的な家庭の電話とは違ったシステムや手続きが必要になります。 特に、すべての電話機で通話を叶えるために必要な「PBX」と呼ばれる主装置は、オフィスになくてはならないものとイメージする人も多いでしょう。

しかし実際には、主装置なしでビジネスフォンの使用を叶える設備もありますので、この機会に知識を深めてみませんか?

オフィスに欠かせない「主装置」とは?

ビジネスフォンを利用するために欠かせない「主装置」とは、外部からかかってきた電話を内線へとつなぐ装置のことです。

主装置は「ユニット」と呼ばれる基板を入れ込むことによって、電話サービスとして頻繁使われている「転送」、「内線」、「電話番号表示」といったシステムを使えるようになります。

普段何気なく使っているビジネスフォンの「取引先やお客様からかかってきた電話を、内線で担当者へつなぐ」といった作業は、この主装置があるからこそ成り立つのです。 主装置にはいくつかのパターンやサイズがあり、それによって利用可能な外線、内線の数が変わります。

ビジネスフォンの中核的な役割を果たしている主装置は、万が一故障した場合にはオフィスの電話がすべて使えなくなってしまいます。 業務が滞るきっかけにもなりかねませんので、十分注意してください。

主装置は「法定耐用年数」が定められている

そうした、ビジネスフォンにとって重要な役割を担う主装置ですが、法的に定められた耐用年数が定められています。

主装置の耐用年数は「6年」であり、それを過ぎてしまうといつ故障してもおかしくない状態と考えられます。 とは言え「耐用年数を過ぎたら、すぐに壊れてしまう」「耐用年数が過ぎた途端にビジネスフォンが使えなくなる」というわけではありません。

そのため、「今問題なく使えているからいいだろう」と考えて同じ主装置を長くを使っている……という人もいるでしょう。

しかし、やはり耐用年数が過ぎているのであれば、なるべく早く業者へ連絡することをおすすめします。 いつ故障が発生してもおかしくない状態で主装置を使い続けると、最悪の場合「ある日突然、オフィスのすべての電話が使えなくなった……」という状況にもなりかねません。

お客様や取引先との信頼関係にも穴を開けかねないことから、早め早めの対応が必要になります。

主装置なしでもビジネス電話を叶えることはできる?

ビジネスフォンの中には、主装置がなくても利用できる方法もあります。

それは、いわゆる「IP電話」と呼ばれるような、インターネット回線を使った電話サービスです。 主装置をインターネット上でクラウド化することによって、従来のPBXのような手続きが不要になるのです。

「クラウドPBX」とも呼ばれるこのシステムには、さまざまなメリットがあります。 従来の主装置をオフィスに導入しようとした場合、必ずオフィス内での設置工事や回線工事が必要になります。

オフィスを移転するときや新設するとき、さらにオフィス内のレイアウトを変更するときにも、その都度工事が必要になります。 お金や時間もかかりますから、負担に思うこともあるかもしれません。

しかしクラウドPBXであれば、引っ越しが必要なときにも手続き不要で使い続けることができます。

クラウドPBXの「Circle」なら便利な機能がたくさん

クラウドPBXの「Circle」は、Mitel社製のシステムを導入しています。 そのため非常に強固なセキュリティを実現(GDPR対応)しており、セキュリティにこだわりたい環境のビジネスツールとしても安心して使うことができます。

また、引っ越し等に際してPBXの設置工事を行うときには、電話番号の変更が余儀なくされることもあります。 しかしクラウドPBXでは現在使っている電話番号を引き続き使うことが可能です。

電話番号を取引先やお客様へ周知し直すのは大変な作業ですから、スムーズに移行できるのは非常に便利と言えるでしょう。

さらに、あらかじめ設定を行えばオフィス内にいない人とのやりとりもすべて内線化できます。 出先の営業担当、自宅でリモート対応している社員、離れた営業所の担当者……。

こうした人たちとの連絡も内線化できるのは、魅力と言えるでしょう。 利用にあたって不安な点があれば、Circleのコンタクトセンターへの相談もできます。 コンタクトセンターには知識に長けた人材が常在し、クラウドPBXにまつわるさまざまな問題やトラブルに対応してくれます。

まとめ

PBXと呼ばれる主装置は、ビジネスフォンを利用する上でなくてはならない設備です。

しかし長く使い続けるためにはメンテナンスが必要になり、引っ越し等があったときにはその都度工事をし直さなければならないため注意しましょう。 CircleのクラウドPBXは、ビジネスフォンにまつわるお悩みをスムーズに解決へ導きます。

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